【展示】アノニマス・ライフ 名を明かさない生命

http://www.ntticc.or.jp/Archive/2012/AnonymousLife/index_j.html
@ICC

名を明かさない生命、という副題そのもの、
肉体をぐっともぐって、生命そのものを垣間見るというこころみだった。

生命活動をテクノロジーに置き換えた作品の多い中、
やなぎみわのみ、異質であった。
エレベーターガールのように、記号化したフェティッシュなモチーフの集合。

記号が強調されるときに、肉体が無視されるからこそ、
生命が際立つ、ということ?

記号化されたエレベーターガールたちが、
アイデンティティをなくし、名もなき存在として語られるのか。


スプツニ子!の菜の花の靴には、ただただ生命力を感じた。
カリスマだなぁと改めて思ったのだった。いい展示でした。