【映画】「草迷宮」ほか
- 寺山 修司【てらやま・しゅうじ】(1935-1983) 劇作家、演出家、映画監督、詩人、歌人、俳人、競馬評論家・・・様々な顔を持ち スキャンダラスな作品で時代を挑発しつづけた伝説の元祖マルチアーティスト。本人の言葉を借りれば「職業、寺山修司」 青森県、弘.. 続きを読む
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寺山修司映像詩展にて。
ほか『迷宮譚』『消しゴム』『一寸法師を記述する試み』を同時上映。
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2003/07/25
- メディア: DVD
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草迷宮にサブタイトルをつけるとしたら。
おかあさんと、あばずれと。
ゆめと、うつつと。
きちがいと、きぐるいと。
自殺と、他殺と。
そんな両義的まやかしに惑わされながら、
ひとつの手まり唄を探す話。
勧善懲悪ともっとも遠い場所にある。
でも愛は近いところにある。
そして映画終わりの、宮台しんじさんのトークショーが、
ものすごくおもしろかったです。
小市民世代の捏造された記憶と、
私たちはただ通りすぎていく影にすぎない、という人間観と、
モダニズム。
うまく整理できないので、誰かと話したいな。
商業的にスイッチングされつつある脳に、とても刺激的でした。